DASH村の大きな藁ぶきの母屋の前には、小ぶりですが桜の木がありましたね。
桜の木が弱っていて、気にかけているTOKIOのみなさんや明雄さんが印象的でした。
さて、「桜切る馬鹿、梅切らぬ馬鹿」という言葉。
聞いたことがあるでしょうか。管理人は小さい頃に祖父の言葉で知りました。
インパクトのある言葉だったので子どもながらに覚えてしまったものです。
この言葉は、樹木の剪定について古くから伝わってきた言葉で「故事ことわざ辞典」にも載っています。
剪定することが良い効果になる木と、逆に樹勢を削いでしまう木があるということ。
昔の人は経験から良く知っていて、桜は切るな、梅は切れ!と伝えてくれているのですね。
でも「桜は切るな、梅は切れ」と言われるよりも、絶対耳に残りますよね。
昔にもコピーライターがいたのでしょうか。
DASH村の「古の手引き(いにしえのてびき)」では、木の知恵として掲載されています。
「桜切る馬鹿、梅切らぬ馬鹿」これは門松を作るために梅の枝を切る際に、明雄さんが教えてくれた言葉です。
木を切るということにまつわる知恵では、炭焼きの達人 三瓶金光(きんこう)さんが、
炭焼きに使う木を切るのは、「冬が鉄則」だということも教えてくださっています。
明雄さんや金光さんは、自然と共生していく生活の中で、「人の手の加えどころ」「何事にも時がある」ということを伝えてくださっているのですね。