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災害時に生きる知恵を伝えよう!震災から9年の3.11に残す教訓

避難グッズ

東日本大震災から9年。3月11日を迎え、私たちはいま何を考え、伝えていくべきでしょうか。

3.11に寄せて、私たちが伝えていくべき、災害時に「生きるための知恵」や教訓をまとめてみました。

第1弾は、災害の時の「生きるための知恵」をまとめたサイトをご紹介します。

教訓がいのちを救う3.11伝承ロード

3月11日の朝のNHKラジオの番組で、政策研究大学院大学 客員教授 徳山日出男さんが、3.11伝承ロードについてお話されていました。

東日本大震災の沿岸部に残る、教訓を伝えるものをつないで思索の旅をし「生きる知恵」を授かる旅が構想されているそうです。

すでに224か所の伝承施設、遺構が登録されている伝承ロード。

こちらに共有させていただいた、伝承ロードの紹介動画で驚いたことは、災害復旧の現場に、昔の人が私たちに伝えるために残してくれていた水害碑や供養塔があったこと。

その場所でかつてあったことが正しく伝わっていれば、救えたかもしれない「命」

とても考えさせられます。

一般社団法人3.11伝承ロード推進機構ホームページより
「教訓が、いのちを救う」という動画をシェアさせていただきます。


動画引用:一般財団法人3.11伝承ロード推進機構

初動は「早く、大きく構える」

災害の初動は、「早く、大きく構える」ことが鉄則!

国土交通省ではそのように教えているそうです。

こんな対策をして大げさだと笑われるかな?と思うくらいでちょうどよく、あとで何事もなく過ぎたらラッキーだったと思いましょう。

今、世界中が対応に追われている「新型コロナウィルス」も、早い段階で大げさなくらいの対策を打っておけば、もっと小さく封じ込めたのかも。

豪雨災害での避難や、地震への備えなど、私たちにもできることがあるはず。

貴重な教訓を伝えていきましょう

災害対策を知って学んで備えよう

ここ数年、毎年いくつもの大規模な自然災害が起こっています。

台風、地震、落雷などのいろいろな災害に関する豆知識や、災害についての備えについて楽しく学ぶことができるサイトをご紹介します。

読みやすいイラストや、自分の知識を確かめられる「チャレンジテスト」で、大人も子どもも楽しめるサイトです。

たとえば、防災備蓄については

防災備蓄を楽しく学ぶ画像引用:知ろう・備えよう災害対策より
https://www.ms-ins.com/special/bousai/taisaku/tips_09/

水や食料品の備蓄方法、トイレ、ツナ缶の意外な使い方などが楽しくまとめられています。
SNSシェアボタンが用意されているので、こんな良いサイトはどんどんシェアしていきたいですね。

今すぐできる被災時の緊急実践知恵袋

災害が発生した後に活かせるいろいろな対策や知恵を教えてくれる三井住友海上の情報サイト、「緊急実践知恵袋」をご紹介します。

災害からの「経過時間ごと」、「得られる効果」ごとのカテゴリーに絞り込みができて、「災害発生時の困った!」を解決する知恵が集まっています。

たとえば、

管理人の体験談より

東日本大震災時に、仕事から戻ると家に子どもたちがいない!という事態にあいました。方々を探し回ったあげく、夜になってお隣のお宅に保護されていることがわかった!という経験があります。

「ママにメールしたから伝わっていると思ってた!」という娘の言葉。

災害時にはメールは届かないことがあると初めて知りました。

こんな時、「緊急実践知恵袋では」

張り紙で避難場所を伝える

一緒に暮らす家族や、身近にいる人と離れ離れのまま、避難を余儀なくされた場合は、自宅や避難所等に安否を知らせるものを残しましょう。緊急時、被災地は電話がつながりにくくなりますので、スマートフォンや携帯電話以外の連絡手段を用意しておくことが大事です。
画像・文章引用:三井住友海上HP「今すぐできる被災時の緊急実践知恵袋」よりhttps://www.ms-ins.com/special/bousai/chiebukuro/

と教えてくれています。

この「緊急実践知恵袋」の知恵を子どもたちに教えておけば、もっとすぐに安否確認もできたはずです!

どうぞご家族で一緒に目を通して、災害時のことを学び、心の安心の保険にしてくださいね。

100回逃げて100回来なくても101回も必ず逃げて!

岩手県釜石市の標語です。

釜石では、東日本大震災の津波到達地点に22本の「津波記憶石」の石柱が建てられたそう。

3.11伝承ロードの動画にあった、先人の思いを伝えることがどこかで途切れてしまったという反省を踏まえ、「100回逃げて100回来なくても101回も必ず逃げて!」という標語に込められたこの石の意味、想いを伝えていくこと。

それが、今を生きる私たちの使命であると感じます。

災害を乗り越える教訓「生きるための知恵」を知って、亡くなった方々、大勢の方たちの尊い犠牲をしのぶとともに、生きている私たちは語り継ぎ、教え、伝えていきましょう。

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